AIモデルデプロイガイド
1. モデルデプロイの概要
本書では、YOLOv5モデルをRK1126B基板へデプロイし、基板上でデモプログラムを実行する手順を説明します。本モデルはサンプル用に簡易学習されたものであり、精度を保証するものではありません。
2. 準備作業
基板、接続用ケーブル、ネットワーク接続、PC側のコンパイル環境を準備します。
MobaXtermなどを使用したSSHリモートログインやシリアルデバッグにより、基板上での操作を行います。
2.1 ハードウェア準備
RV1126B基板、Type-Cケーブル、LANケーブルを準備します。ギガビットイーサネットポートをルーターまたはスイッチへ接続し、必要に応じてシリアル接続も行います。
ネットワーク接続:

シリアル接続:

2.2 開発環境準備
初めて本手順を実施する場合は、入門ガイドに従い、RV1126Bコンパイル環境をセットアップしてください。PC側Ubuntu環境でrunスクリプトを実行し、コンパイル環境に入ります。
cd ~/develop_environment./run.sh 2204
基板と有線LANで接続する場合(本マニュアルは基板上での実行が必要であるため)、基板のIPアドレスを確認します。
基板のIPアドレス:192.168.11.85load_rootfs 192.168.11.85developer@easyeai-compiler-2204:/opt/linuxshare/work/rv1126b/jp/AI/demo/yolov5_detect_C_demo$ ls /mntbin boot dev etc freq_set_status home lib lost+found media mnt oem opt proc root run sbin srv sys tmp userdata usr var基板と接続しない場合、書き込み用のrootfs.imgをマウントしてください。
書き込みファームウェアダウンロードリンク:
解凍後、rockdev/rootfs.imgというイメージファイルがあります。
developer@easyeai-compiler-2204:/opt/linuxshare/work/rv1126b/jp/embedded/images/CSUN-RV1126B_gstreamer-Ubuntu22.04-firmware_20260110/rockdev$ load_rootfs rootfs.img3. ソースコードコンパイル
YOLOv5 C Demoサンプルファイルをダウンロードし、Ubuntu環境へ移動して展開します。展開後、RK1126Bコンパイル環境内で該当ディレクトリへ移動し、ビルドスクリプトを実行します。
YOLOv5デモダウンロードリンク:
https://dl.dragonwake.com/download/rv1126b/AI/demo/yolov5_detect_C_demo.tar.bz2
cd /opt/linuxshare/work/rv1126b/jp/AI/demotar -xvf yolov5_detect_C_demo.tar.bz2cd yolov5_detect_C_demo./build.shcp yolov5_detect_demo_release/ /mnt/userdata/ -rf

4. 基板でYOLOv5 Demoを実行
シリアルまたはSSHで開発板へログインし、デモプログラムの配置先ディレクトリへ移動します。実行権限を付与した後、デモプログラムを実行します。実行結果として、検出結果画像result.jpgが生成されます。
cd /userdata/yolov5_detect_demo_release/chmod 777 yolov5_detect_demosudo ./yolov5_detect_demoSSHより基板にMobaXtermでログインし、実行結果を下図に示します。アルゴリズムの実行時間は49msです。

PC UbuntuのRV1126B Docker開発環境でテスト結果画像を確認します。
- 基板からDocker開発環境までテスト画像を取り戻します。
cp /mnt/userdata/yolov5_detect_demo_release/result.jpg .
- テスト結果は下図の通りです。
